トイレそのものが詰まっている場合にも起こる現象ですが、トイレのつまりがなければ排水口の詰まりです。いずれは、水が吐けなくなるので修理が必要になりますが、そうした状態で一度試してみると良い方法があります。排水口につながる途中に、点検するための溜枡のようなものが必ずあります。ここのフタを開けて、水のたまりがたくさんあるようでしたら、間違いなく排水口の近くで、汚物や紙などが貯まっている状態ですから、それを取り除いてやることです。
パイプ自体は土中に埋もれているのだ外からは見えません。従って溜枡から水のホースを入れて、いきおいよく水を流すことです。20分位かかることもありますが、貯まっていた水が一挙に吐ければもう大丈夫です。これでもダメなときは、専門業者に依頼して高圧洗浄してもらうしか手がありません。
風呂の排水口の詰まりを直す方法
風呂の排水口の詰まりを、自分で直すいくつかの方法があります。まず、バケツに熱過ぎないお湯をたっぷりと入れて、少し高い位置から流し込みます。そうすることで、石鹸カスや皮脂汚れなどが浮いてくるので、流れやすくなる可能性があります。その他には、針金のハンガーを伸ばしてまっすぐにし、シャワーで流しながら、穴の中に送りこんで上下に動かします。
入口に詰まっている髪の毛などが、針金にからまって出てくる可能性が高いです。もし効果がない時は、その先で詰まっているかもしれないので、ワイヤーブラシを使用しないと直らない場合があります。また、重曹とお酢を使用して直す方法もあります。まず、重曹を風呂の排水口に入れてからお酢を流します。
そして泡が出てきたら、その泡を閉じ込めるように栓をして、半日ほどそのまま放置した後熱湯を流します。この時使用する重曹とお酢の量は、1対1の割合が望ましく、量は多いほうが効果的です。また、お酢の代わりに塩を使用する方法もあり、この場合は30分くらい経ってから熱湯で流します。それから、同じくらいの量の重曹と塩とお酢を使用して、30分ほど放置してから熱湯を流すという方法もあります。ふだんから髪の毛を流さないように、ネットなどをかぶせておくことが理想的です。わからない事がありましたらお気軽に住まいる水道までご相談下さい。